昭和46年3月16日に都市計画法に基づいて、市街化区域と市街化調整区域の二つの区域に区分されました。
・市街化区域は、都市的な土地利用を推進する地区。
・市街化調整区域は、都市的な土地利用を抑制する地区であり、また、田園環境と自然環境を保全育成する区域です。
もう50年以上も前に線引きされた市街化区域と市街化調整区域。
公共インフラが整わない過去なら一気に市街化すると、追いつかなくなるので規制していたのは分かります。
ただ、もう令和の時代。
制定後に生まれた人達が、先祖代々の土地に住宅を建てたい。
そこで事業を興して、お店をしたい、または新しい事業の工場、会社を作りたい。
高齢者や障碍者が増えてきたので、福祉施設を作りたい。
県民局に相談に行くと、「市街化調整委区域に作る必要が無いものは建設出来ません。」で片付けられます。(^^;
一方で、空き家が増えてきているので、そのままにしておくと危険なので空き家対策が必要であると・・・。
市街化調整区域の空き家は、福祉施設にも、店舗にも、基本的に出来ないし、
建て替えや増築も出来ないので、空き家のままにしておくしかないでしょ??(^^;
廃校になった建物を活用して、民間企業に貸し出して、雇用を生み出してもらうっていうことも
ピンク色の地域では、ほぼ不可能。(^^;
役所は、調整区域ではなく、市街化区域でやって下さい。
いつまでこんな規制を続けるのか・・・。
全国には同じようにピンク色の地域に住んでいる方がたくさんいるのに
ここに生まれたっていうだけで、土地を有効活用して賃貸事業を始めるとか・・
そういう市街化区域で行われていることが、ピンクの区域では禁止って
これこそ長年続いてきたピンク色の地域に住む住民への差別だと思うのですが・・・。
都会の喧騒が嫌で田舎暮らししたい人が、土地を買って住宅を建てることが出来ない。
また、空き家になった大きな古民家をリノベーションして貸してあげることも出来ない。
田舎暮らしを体験できる古民家ホテルとかも、調整区域では出来ない。
いつまで規制していくんでしょうか?
もう、そんな市街化調整区域に戻ってこようとする若者はいなくなり
過疎化も進み、市や町の人口も減少して、将来は市や町も無くなっていくんでしょう・・。
わざわざ市街化禁止区域に住む必要もありませんので。
市街化調整区域に囲まれている市街化区域の土地は
建物建設が可能ということから、地価の下落が抑えられ
市街化が広がることを調整区域が防波堤となってくれていることで
既得権を守れるというメリットが生じています。
国も、県も、一極集中させて、地方を過疎化させて・・・。
この先、どうなるんでしょうね・・。
一方で、調整区域の外側の色なし区域は調整区域のような規制は無いですからね。
市街化区域の防波堤役が調整区域ってことですよね。
なぜ、兵庫県がこんなピンク色の範囲がいびつなんでしょう。(^^;
難しい世の中ですよね。(^^;
死ぬまでに、法改正、例えば、市街化調整区域撤廃!!
とかの改正はしないでしょうね。きっと。(^^;
市街化調整区域出身、在住の議員の先生達の活躍に期待したいと思います。
また、各市町村の方々、未来の町を創るためにも、雇用を生み出し
人口を増やし、子供達が戻って来れるように、
先祖の土地に建物が建てられないっていう規制を撤廃して下さい。
このサイトに
全国の市街化調整区域が載ってます。
ご自分の県や町を見てみて下さい。
ちなみに東京、大阪はこんな感じ。
兵庫県と見比べると、市街化区域と市街化調整区域の
面積比率が明らかに違います。
兵庫県は、市街化禁止する区域が広すぎです。(^^;
<東京>
<大阪>
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