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蓮のブログ 第2弾!!

関西大学サッカー部
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蓮が関西大学サッカー部のブログに書いていた文章を転載します。
親バカも・・・第2弾です。(^_^;)


何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ
2016-05-15 20:44:26
テーマ:ブログ

こんばんは!
兵庫県生まれ兵庫県育ち、高校は作陽高校を卒業し今に至る経済学部3回生の笹倉蓮です!
2016年に入ってから、驚くべきほどのペースで怪我をしているので、
怪我に効く食べ物、飲み物、お祓い、心揺さぶるお言葉などあればください。
どんどんください。
春から夏に移りゆくこの季節は、慣れない暑さに嫌気がさしてしまいますが、
皆さん水分をしっかり摂り、無理をせずご自愛ください。


(写真右端)
このブログを書くにあたって何を書こうかなと考えながら、
小中高と書いてきたサッカーノートをパラパラとめくっていると、
やたらとたくさん出てくる言葉がありました。
サッカーをやったことある方なら必ず一度は見聞きしたことのある言葉だと思いますし、
基本中の基本やと思います。
それは、「観て、考える」という言葉です。
なんだそんなありきたりの言葉か、と思う方も多くいると思います。
ただ、ノートを見る限り僕はそのありきたりなことにずっとこだわってきたように思います。
僕は足りないところが人より多いので、
5歳の時にサッカーを始めてから現在まで沢山の壁にぶつかりました。
技術的な部分、身体能力、身長、スタミナ、挙げたらキリがないです。
僕の周りには僕より凄い選手がいつもいます。
足りないところばかりの自分はどうすれば周りの選手たちに勝てるのか、
なにを伸ばせばいいのか、なにが違うのか、ずっと考えてきました。
そして僕がこだわるべきは観て考えることだと思いました。
観るものはピッチ上でもピッチ外でも沢山あります。例を挙げると、
自分より上手い人がなぜそんなに上手いのか、いつ、どこを観ているのか、観る。
相手チームはどこがウィークポイントで、どんなプレーを嫌がっているのか、観る。
チームメイトはどのスペースでどういう形でパスを受けたがっているのか観て、
その選手のストロングポイントを生かすパスを出す。
ゴールを奪うために一番最善のプレーはなんなのか、観て、考える。
パスを受ける前に、相手、味方、スペース、ゴールを観る。
スルーパスを出すとき、相手選手が両足を揃えた瞬間を観て、
そのタイミングでパスを通す。
その時起こっている状況(味方、相手の態勢、ボールの回転、天候)を観て、
1秒後、どうなるのかを予測する。
などです。
僕は技術が抜群に抜きん出ているわけでもないし、身体能力もないですが、
頭を使って「観て、考える」ことはそんな僕でも出来ることです。
難しいことですが、ピッチ上では一番頭を使っている選手を目指したいし、
そうでなければ僕の存在価値は無くなってしまうという危機感があるので、
これからもそこは伸ばして行きたいと思っています。
僕は幸運にも、関西大学体育会サッカー部という非常に恵まれた環境で
サッカーをさせてもらっています。
200人を超える部員は、自分の意志で体育会サッカー部に入る決意をして
入部しています。
サッカー部にはいろんな規則があるし、普通の大学生とは全く違う生活を過ごしています。
大学まで来てまだ本気でサッカーを続けること。
マネージャー、トレーナーは自分の4年間をサッカー部に捧げること。
それはなかなか出来ることではないと思います。
そんな同期、先輩、後輩がいることを僕はとても誇らしく思います。
また、仕事を続けながら朝早くから指導して頂いているスタッフの皆さんにも、
サッカーに人生を捧げている監督にも、頭が上がりません。
上手くいっていないときは、ついつい足りないもの、
不満や不安ばかり探してしまうのが人間やと思います。
今の自分は不幸だ、ダメだ、と。
ですが、どんなに苦しいときも泣くほどつらいときも足もとには
小さな幸せが数え切れないほどあなたに寄り添っています。
毎日ご飯が食べれること
生きていること
みんなとサッカーが出来ること
支えてくれる家族がいること
それに気付いてそれを拾い集めることができるかどうか。
それで人生は180度違ってくると思うし、結果的に大きな幸せを
手にすることが出来るかどうかが決まると思います。
「あー、ダメだダメだ、今の自分は不幸だ、こうならなければ」と
思って不幸せなことばかり探しているAさんと、
「今の自分もこんな人生もなかなかええやん、けどこうなればもっといいな」と
幸せなことばかり探しているBさんが同じだけ努力をすれば、
後者のほうが良い方向に進むものです。
良いこともあれば悪いこともあるのが人生です。
とても難しいと思いますが、自分の心の状態を敏感に感じて、
いつも幸せを感じて、感謝できる自分で在りたいと思います。
大学生活も残すところ2年を切りました。
今までも自分の力不足で多くの失敗をしてきたし
これからもしてしまうと思いますが、
苦しいときは間違いなく前進してるときなので、
思い通りにいかないことを楽しんで、
身軽にチャレンジして行きたいと思います!



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