「NTT(日本電信電話)? ああ、あの親世代が持っているような、手堅いだけの地味な通信会社でしょ?」
「配当はそこそこ良いかもしれないけど、今さら成長なんてしないでしょ?」
もしあなたがそんな風に思って、NTTを投資対象から完全にスルーしていたとしたら……今、ものすごくもったいない見落としをしているかもしれません。
NTTが2026年6月19日に更新したコーポレートガバナンス報告書をじっくり読み解くと、私たちが抱いていた「お堅くて退屈な国策会社」というイメージを180度ひっくり返すような、凄まじい変革のドラマが進行していることが分かります。
今回は、これまでNTTに1ミリも興味がなかった人にこそ知ってほしい、「今、NTT株が最高にエキサイティングな理由」を、長期投資の安心感と未来の成長性の両面から徹底的に解説します!
理由①:「オワコン通信会社」は過去の話。実は世界を狙う「最先端のAI・光IT企業」へ
多くの人が「スマホやネットの回線契約なんて頭打ちでしょ」と成長性を疑っています。しかし、NTTの視線はすでにその先、遥か高みを見ています。
アップデートされた新戦略『AIOWN』の衝撃
NTTは2026年5月、中期経営戦略を一部見直し、「中期的な利益成長に向けた取り組み 『New value creation & Sustainability 2030 powered by AIOWN』」を公表しました。 これ、ただの看板の掛け替えではありません。従来の通信インフラの枠を飛び越え、「AIと次世代光ネットワークのグローバルリーダー」として世界を獲りにいくという、とんでもない経営シフトなんです。
報告書に並ぶ成長プランは、驚くほど攻めの姿勢に満ちています。
- AI・データセンターを柱に、海外事業の成長を加速。
- 国内法人ビジネスでも、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支えて利益を拡大。
- さらに、ドコモなどのモバイル事業で稼いだ強固なキャッシュを、これら成長分野(バリュー分野)にガンガン投資していく体制を構築。
2030年度の目標数字が異次元
この『AIOWN』を軸とした成長戦略により、NTTは2030年度に連結EBITDA 4兆円、ROIC(金融除く)5.5%という、日本の全企業を見渡しても圧倒的なレベルの利益成長を目指しています。 「成長しない退屈な株」だと思ってスルーするには、あまりにも巨大で魅力的な伸び代がここには隠されているのです。
理由②:「株価低迷」はむしろ大チャンス?新NISAで今から始める人に最高のボーナスタイム
「でも、最近NTTの株価ってパッとしないでしょ?」と思った方、大正解です。報告書でも、2025年度の利益低下による株価低迷や、過去5年間の株主総利回り(TSR)がTOPIXを下回ってしまったことが正直に分析されています。
しかし、これまで興味がなかった未保有の人にとって、この「株価低迷」こそが最高の参入チャンス(ボーナスタイム)になります。なぜなら、NTTは以下のような最強の株主還元約束を維持しているからです。
「当社の株主還元方針は、継続的な増配を基本的な考えとするとともに、自己株式の取得についても機動的な実施による資本効率の向上を図ることとしておりますが、中期経営戦略の一部見直し後も本方針を継続します。」
戦略を時代に合わせて見直しても、「株主への増配(配当を増やし続けること)」の約束は絶対に曲げない、と言い切っているのです。
株価が下がっているということは、今から買う人にとっては「将来値上がりが期待できる最先端IT企業の株を、利回りが高くなったバーゲンセール価格で仕込める」という、信じられないほど美味しい状態。新NISAの成長投資枠などでコツコツ長期保有を始めるには、これ以上ない絶好のタイミングと言えます。
理由③:経営陣が「自分の給料」を賭けて株価を上げにきている本気度
「国策会社だし、経営陣ものんびりやってるんじゃないの?」という先入観も、この報告書を読めば木っ端微塵に吹き飛びます。NTTの経営陣は、自らの「懐(給料)」を企業の成長と株価に完全に連動させるという、凄まじい退路の断ち方をしています。
- 給料の6割が業績に直結:2025年度から、代表取締役社長および副社長の業績連動報酬比率が、50%から60%へ引き上げられました。業績(EBITDA)が上がらなければ、自分の給料がガッツリ減る仕組みです。
- 在任中は自社株を絶対に売れない:毎月の報酬の一部で役員持株会を通じて自社株を購入し、在任期間中は原則としてそのすべてを保有し続けることが義務付けられています。つまり、経営陣自身が「株価が下がると大損する」最大の当事者なのです。
- 管理職まで巻き込む本気度:さらにこの業績・株価連動の仕組みは、主要グループ会社の管理職を対象とした株式交付制度としても導入されています。
「なんとしても企業価値(株価)を上げる」という強烈なモチベーションが、社長から現場のリーダー層にまで仕組みとして組み込まれている。これほど株主と同じ方向を向いている企業は、日本株の中でもそう多くありません。
💡 結論:これからのNTTは、知らずにスルーするには惜しすぎる
これまでNTTを「地味」「退屈」「自分には関係ない定番株」と切り捨てていた人にこそ、この激変のタイミングに注目してほしいと思います。
現在の株価低迷という「一時的なしゃがみ込み」の裏では、『AIOWN』という未来の爆発的な成長の種が撒かれ、「継続的な増配」という最強の盾で守られ、経営陣が身銭を切って株価上昇にコミットするガバナンスが機能しています。
食わず嫌いをやめて、最新のガバナンス報告書に書かれたNTTの「本気」を、ぜひ一度チェックしてみてください。数年後、あなたのポートフォリオを力強く支える主役になっているかもしれませんよ!
(※投資は自己責任となります。最新のIR情報を確認しながら、自身の判断で資産形成を楽しみましょう。)


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