本日、楽天証券から届いた「基準価額お知らせ(2026年8月3日時点)」のメールを見て、「うわっ、全体的に下がってる…」とショックを受けた方も多いのではないでしょうか?
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)もS&P500も、そして米国配当系や全世界株インデックスも、軒並み前営業日比で1.5%〜3%近い下落を記録しています。
今回は、この最新データをもとに現在の市場で何が起きているのか、そして「新NISAから投資を始めた勢」が直面している含み損リスクや為替介入の影響について、詳しく解説・考察していきます!
まずはデータ確認:8月3日時点の主要ファンド基準価額
届いた通知メールの主要ファンドの数値をまとめました。
| ファンド名 | 基準価額 (8/3) | 前営業日比 | 前営業日比(%) |
| eMAXIS Slim 先進国株式 | 43,896円 | -1,166円 | -2.59% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 36,824円 | -697円 | -1.86% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 42,902円 | -1,048円 | -2.38% |
| 楽天・インデックス・バランス(株式重視型) | 22,959円 | -472円 | -2.01% |
| 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 34,871円 | -1,013円 | -2.82% |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 43,329円 | -1,136円 | -2.55% |
| 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | 31,850円 | -1,004円 | -3.06% |
| 楽天日本株4.3倍ブル | 86,311円 | +650円 | +0.74% |
※「楽天日本株4.3倍ブル」のようなレバレッジ系日本株ブルファンドのみプラスとなっていますが、海外株式に投資するインデックスファンドはほぼ全面安の展開となっています。
なぜここまで下がった?2つの大きな要因
今回の下落には、大きく分けて「現地株価の下落」と「為替(円高へのシフト)」という2つの要因が重なっています。
① 米国・グローバル市場での株価調整
ハイテク株や半導体セクターを中心とした利益確定売り、および世界的な景気減速懸念や地政学リスクにより、米国の主要指数(S&P500やナスダック)が調整局面に入っています。
② 為替介入・円高進行による「ダブルパンチ」
海外資産に投資するファンドの基準価額は、「現地株価 × 為替レート」で決まります。
ここ最近の急激な円安に対し、政府・日銀による為替介入(または介入警戒感に伴う急激な円高・ドル安の進行)が起こると、現地での株価下落に追い打ちをかける形で円建ての基準価額が大きく押し下げられます。
- 株安 + 円高 = 基準価額の大幅下落
今回、海外高配当株ファンド(楽天・米国高配当など)が-3.06%と特に大きく下げているのも、株価の下落に加えてドル安・円高の影響をダイレクトに受けているためです。
新NISA組に「含み損」発生?その影響とメンタルへの負荷
2024年にスタートした新NISA。特に2025年後半〜2026年初頭の歴史的株高・ドル高の時期に高値で「成長投資枠」や「積立投資枠」を大きく埋めた投資家の中には、「ついに評価損益がマイナス(含み損)に転じた」という方も増えているはずです。
初心者が陥りがちな「含み損ショック」
- 積み立てをストップしてしまう「これ以上損をしたくない」と、せっかくの積立設定を解除してしまう。
- パニック売り(動揺して売却)非課税メリットを活かす前に、一番やってはいけない「安値での損切り」をしてしまう。
実は「買い場」?積立投資家が知っておくべきこと
ドルコスト平均法(定額積立)を行っている場合、基準価額が下がっている時期は「同じ金額でより多くの口数を買えるバーゲンセール」でもあります。
将来的に市場が回復した際、この「下落局面で仕込んだ多くの口数」が大きなリターンを生み出す原動力になります。
まとめ:長期投資家はどう立ち回るべきか?
今回の1日〜数日レベルの下落は、長期の資産形成という長い旅路においてはほんの小さな波(ノイズ)に過ぎません。
- 為替介入や短期的な円高ショックに揺さぶられない
- 新NISAで始めた積み立ては淡々と継続する
- 一喜一憂せず、年率リターン(年率20%超という高水準であること)を俯瞰して見る
目先の基準価額の上下にストレスを感じたら、あえてアプリやメールのチェック頻度を減らすのも一つの手です。ブレずに「長期・積立・分散」の基本を貫いていきましょう!



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