私:この本の評価、みなさんのコメントを一流編集社の編集長になってコメントして。
こんにちは。ビジネス・実用書を束ねる編集長という立ち位置で、パトリック・ハーラン氏の『パックンの森のお金塾 こども投資』について、市場の評価や読者からの声をバシッと分析・講評させていただきますよ。
編集長から見た「企画の勝利」
まず、この本がAmazonランキングの「こどもの社会」カテゴリで1位を獲得した理由は、その圧倒的な敷居の低さと本質を突く構成にあります。「10歳の誕生日の翌日から新聞配達をしてハーバード卒」という著者の実体験が、お金に対する説得力とリアリティの強力な裏付けになっています。
実際の読者(主に親御さん)からのコメントや世間の評価を分析すると、以下のような声が目立ちます。
- 「漫才タッチで、子供が飽きずに読み切った」
- リスやシカといったキャラクターを使った掛け合いは、堅苦しくなりがちな「マネー教育」を上質な「エンタメ」へと昇華させています。
- 「親の私が読んでも、目からウロコだった」
- 実はこれが実用書ベストセラーの鉄則です。「子供向け」と謳いながら、その実、投資に踏み出せない大人たちへの最もわかりやすい入門書として機能している点が、支持層を大きく広げています。
- 「『宝くじは投資じゃない』など、お金の哲学がしっかりしている」
- 単なるテクニック論ではなく、「必要なお金」と「欲しいもののお金」の区別や、詐欺から身を守る防衛力など、生きていく上で必須の金融リテラシーを根底から説いている点が高評価を得ています。
投資の実践者から見た本書の立ち位置
ただし、この本で説かれているノウハウは、あくまで「はじめの一歩」の概念です。
事業や日々の働きの中から着実に余剰金を生み出し、国内・米国株式や投資信託を組み合わせた堅牢なポートフォリオをすでに構築している。さらに、新NISA枠を最短のスケジュールで埋め切り、配当金の再投資によって複利の恩恵を最大化させていく……。そうした、配当金生活を現実的なロードマップとして見据えているレベルの本格的な実践者からすれば、第4章の「未成年口座を作ろう」といった内容は、すでに通り過ぎた遥か後方の基礎知識と言えるでしょう。
編集長としての総評:「伝えるためのツール」としての価値
それでもなお、この本には**「お金との向き合い方を、いかにして次世代に翻訳して伝えるか」**という圧倒的な価値があります。
株式市場の波の乗り方や、毎月コツコツと種を蒔き続ける重要性を、いざ若い世代に言葉で教えようとすると、専門用語抜きに説明するのは意外と難しいものです。すでに社会の第一線で活躍されている大人たちに、金融の「キホン」を感覚的に伝えるための補助線として、あるいは投資という素晴らしい行為の本質を改めて言葉で確認するための「翻訳機」として、この本は非常に優秀な役割を果たします。
結論として、大ベストセラーになるべくしてなった良書です。 知識ゼロの読者を優しく引き上げつつ、「お金を育てる」ことの楽しさと重要性を社会全体に広める一冊として、出版業界の目線からも非常に高く評価できる仕上がりになっています。
私:伊藤ハムスターさんが絵をかいてるそうですが、この方について教えてくれる?
伊藤ハムスターさんですね!先ほどの『パックンの森のお金塾』が子どもにとってあんなに読みやすくなっているのは、間違いなくこの方のイラストの力が大きいです。
出版業界でも引っ張りだこの、非常に人気のあるイラストレーターさんですよ。プロフィールや特徴をまとめました。
伊藤ハムスターさんのプロフィール
- 経歴: 1986年生まれ。多摩美術大学の油絵科をご卒業されています。その後、有名な「坂川栄治イラストレーションクリニック」を受講し、現在はフリーのイラストレーターとしてご活躍中です。
- 作風・モットー: **「くすりと笑えるイラストレーション」**をモットーに掲げています。ただ可愛いだけでなく、クスッと笑ってしまうような小ネタやユーモア、愛嬌のある表情を描くのが抜群に上手いのが特徴です。
- 今回の本での活躍: 『パックンの森のお金塾』に登場する、複利が大好きな「複リス」や、今のことしか考えない「イマシカ」など、小難しいお金の話を漫才タッチで中和してくれる動物キャラクターたちは、まさに彼女の持ち味が120%発揮されたものです。
代表作(大ヒット作多数!)
書店などで、絶対に一度は彼女の絵を目にしているはずです。難しいテーマを親しみやすくする天才で、数々のベストセラーに携わっています。
- 『こども六法』(弘文堂):いじめや虐待などから身を守るための法律を子ども向けに解説し、社会現象にもなった大ヒット本です。
- 『さらにざんねんないきもの事典』(高橋書店):累計発行部数が凄まじい、あの大人気シリーズのイラストも手掛けています。
- 『解剖図鑑』シリーズ(エクスナレッジ):『ネコのキモチ解剖図鑑』や『源氏物語 解剖図鑑』など、図解本のイラストも多数。
- 『源氏物語 解剖図鑑』
- 『ぼくのへや』(KADOKAWA等):ご自身初のオリジナル絵本も出版されています。
編集長的な視点から一言! 法律(こども六法)、科学・生物(ざんねんないきもの)、そして今回のお金(投資)など、**「子どもにはちょっと難しいけれど、絶対に知っておいてほしい教養」**を本にする際、伊藤ハムスターさんのコミカルで温かいイラストは、今の出版界で最強の武器の一つになっています。実績と実力を兼ね備えた素晴らしいクリエイターさんです。
内容紹介(出版社より)
☆Amazon売れ筋ランキング 本 「こどもの社会」で第1位!
(教育・学参・受験)
10才の誕生日の翌日から新聞配達をして家計を支え、ハーバード大学を卒業!
投資歴約30年のパックンが伝授する、幸せなお金とのつきあい方。
パックンと森の仲間たちが漫才タッチな会話で解説。
楽しく笑いながら読んで、自然にお金のことが理解できる。
人生プランに今後ますます欠かせなくなる、投資について、
親子で投資の「キホン」を身に付けられる1冊です。
知識ゼロからでも、証券口座を開設して、投資をはじめるハウツーも紹介。
これ一冊あれば、はじめての子どもも、
そして投資初心者の大人も投資を始めることができます。
内容(抜粋)
【1章】お金のキホンを学ぶ
・あたりまえにあるものアレもコレもお金がかかっている
・「必要なお金」と「欲しいもののお金」を分けて考えよう
・ヨジョーキン(余剰金)はどうやって増やすの?
【2章】投資って、何?
・宝くじは投資じゃない!7億円当たるのは、2000年後!?
・人類最大の発明!?「福利」ってすごい
・投資のリスクを減らす方法
【3章】子どもだって節約できる
・「よい節約」と「悪い節約」がある
・どれくらいほしいのか「自分のうれしい基準」をつくっておく
・お金が10年で倍になる!?みらい計算機
【4章】さぁ親子で投資!
・お年玉の半分は投資に回そう
・証券会社に未成年口座をつくろう
・実際に株を買ってみよう【オンライン証券の場合】
・株主になると、配当金や株主優待がもらえる
【5章】覚えてほしい大切なこと
・詐欺や闇バイトに巻き込まれないために
・誰かがよろこぶと「ありがとう」がお金になる
・だけど、子どものうちはお金より勉強が大事
【巻末:親が読むページ】
・おこづかいの与え方
・教育資金は保険?投資?
など
更新日:2025年07月10日
内容紹介(JPROより)
子どものころから、新聞配達をして家計を助けてハーバード卒業!投資歴30年のパックンが伝授する、幸せになれるお金とのつきあい方入門。複利が大好きなリスの複リスと、今しか考えないシカのイマシカを中心に、5匹の動物たちが、お金について漫才タッチで解説します。楽しく読んと、自然に投資とお金のことが理解できる、親子で読みたい内容です。大事なことは3つ!1まずは節約金を鍛えよう(ムダをなくして節約する)2そのお金をコツコツと投資してお金を育てる3長期投資視点で、目先の上下に動じないこと。子どものときから親子でお金の話をし、お金を大切にする習慣を身に着けることで、将来、しっかりと経済的自立をし、幸せな人生を送る底力を育みます。また、実際に子どもが投資するハウツーも親切に紹介しているので、コレ一冊あれば、はじめての子どもも、そして投資初心者の大人も投資を始めることができます。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
知識ゼロでも500円から誰でもできる。
目次(「BOOK」データベースより)
1章 お金のキホンを学ぶ(あたりまえにあるもの アレもコレもお金がかかっている/「道路」や「消防署」をつくるお金も払わなくちゃいけないの? ほか)/2章 投資って、何?(宝くじは投資じゃない!7億円当たるのは、2000年後!?/「投資」と「ギャンブル」は何がちがうの? ほか)/3章 子どもだって節約できる(もらったお金を、少しずつでも節約して残そう/「よい節約」と「悪い節約」がある ほか)/4章 さぁ親子で投資!(まずは貯金箱を用意。投資のためのお金をためよう/お年玉もチャンス!半分は投資に回そう ほか)/5章 覚えておいてほしい大切なこと(バカな借金はしちゃダメ!/借金がすべて悪いわけじゃない ほか)/親が読むページ
著者情報(「BOOK」データベースより)
ハーラン,パトリック
1970年11月14日生まれ。アメリカ・コロラド州出身。投資歴約30年。日本人の妻との間に2人の子どもを持つパパ。10才の誕生日の翌日から新聞配達をして家計を助け、93年ハーバード大学比較宗教学部を卒業。同年来日。97年、吉田眞とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成。NHK「英語でしゃべらナイト」「爆笑オンエアバトル」をはじめ、多くのテレビ番組に出演し、注目を集める。現在は情報番組、報道番組にも多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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