平成18年（2006年）2月に我が家に来たらしいです。
うちの子供達が、13歳、11歳の時。
いつかまでは、はっきりと覚えてませんでしたが、まだ両手の上に乗るくらいの
コロコロしたわんこでした。
普通は子犬の時期が一番かわいいから、抱っこしたりして
スキンシップを取ろうと思ってたのに、みるみるうちに
巨大化し、抱っこどころではなくなりました。(^^;
確か、３か月後くらいには柴犬くらいに成長してたと思う。
散歩に行っても自分を犬だと思ってなくて、
すれ違う犬にも吠えることなく、平然と通り過ぎてました。
向こうの犬は、むっちゃ吠えてても・・・。(^^;
青年期になると力も強くなり、自分の行きたい道の方へ
凄い力で引っ張って、いくら叱っても言うことを聞かないから
腹が立って、そのまま紐を離したこともあったっけ・・・。
その時は一気に走って行くのだけど、そのままどこかに行ってしまうでもなく
ちゃんと戻ってきたっけな。
車で帰って来るとエンジンの音を聞き分けてるのか、
必ず吠えて、こっちきてなでなでしろって言ってたな。
車に乗ろうと玄関を出たら、顔を見るたびに、「散歩に連れてけ！！」って
こっち向いて吠えてた。
いつも、こんな目で「こっちきて！」って見つめてた。
凛々しい身体つきで、精悍で愛らしい顔、いつも擦り寄ってきて
撫でろ！撫でろ！って脚で要求してくる。
撫でてやると、寝っ転がって、お腹を見せて、
お腹の方もゴシゴシしてくれってせがんでくるので
仕方なくしてやると、目を細めて、気持ちよさそうにこっちを見てたな。りく。
ほんまに撫でられるのが大好きやったよなぁ。
誰でもええわけでもなく、きっと犬好きの人を見分けてたんやろな。
近所のおばちゃんも犬好きやったから大好きやったし・・・。
もちろん、じいちゃん、ばあちゃんも・・。
脚で何回、撫でろ！撫でろ！って催促されたことか・・・。
そこがりくのかわいいとこなんやけど・・。
おとなしくおすわりして、こっち見て・・・。
もうこの頃から鼻のところがかゆいのか、自分の脚でかいて
カサカサになってしまってたなぁ・・。
お前も歳を取ってきたなって話したっけ・・。
まっすぐな目で俺を見て・・・。
え？？どこ見てるん？？
おいおい、俺を見てるんちゃうんかい！！(^^;
そう、手に持った大好物のアイスを見てたんやなぁ・・・。
はよ！くれ！！って。
アイスをやったら、直ぐに食べてしまってたなぁ。
もっとくれ！もっとくれ！！って。
りくは、毛も長くて、夏場は暑かったもんなぁ。
美味しかったな。冷たいアイス。
もっともっと、この夏も食べさせて・・・やりたかった・・・。
でも、もう夏の暑さに苦しまなくてもよくなったな。りく・・・。
冬は布団の上で寝てたなぁ。
中の綿を全部出して、綿まみれになったりして・・・。
脚を折り曲げていつも寝てたっけ・・・。りく・・・。
冬は涼しくて良かったなぁ。
春先の散歩は気持ちよかったなぁ。
散歩大好きやったもんなぁ。
散歩の途中に写真を正面から撮ろうとすると
いつも逃げて撮らせてくれんかったなぁ。
なんでそんなに写真嫌いやったん？やろなぁ。
廻り込んでも、顔を反らすし・・・。
晩年の頃の正面の写真が無いんよ。りく・・・。
あまりに夏が暑くて、本当に死んでしまうのかも・・・って
心配になって、とりあえず扇風機を置いてやったっけ・・。
本当はスポットクーラーでも置いてやれば良かったなぁ。
ごめんな。
ぐったりした顔を見てるとかわいそうで・・・。
でも、無事に夏は越せたのに・・・・
ここ最近は、たぶん、目も見えず、耳も聞こえず、
俺のことも分かってなかったんやろな。
人が来ても気が付かず・・・。
6/26（土） 農会の転作確認から帰ってくると
鎖が絡まってて動けなくなってたので取って
久しぶりにヨシヨシってしたけど、ほぼ動かなかった。
でも、日曜日はおしりが気持ち悪いのかウロウロと歩き回ってたみたい。
でも、直ぐに寝そべってしまったみたい・・・。
そして、6月28日正午前に息を引き取ったって・・・。泣
もう凄く長生きしてくれたから・・・
ゆっくり眠ってほしいとは思うけど。。。
やっぱ、
昔のように、擦り寄ってきて、撫でろ！撫でろ！ってしてくれよ！！
帰ってきたら、ワンワンって吠えて、こっち来いって言ってくれよ！！
・・・・りく・・・。
一つだけ、りくが自慢できること。
Snapmartに、りくの写真を投稿してたら、
この夕日とりくの写真が購入されたことがありました。
どういったところに使われたかは分かりませんが
どこかできっと・・・。
今まで、ありがと！！
我が家に来てくれて・・・。
みんなを癒してくれて・・・。
暑かった夏からも解放されるね。
りくがいなくなると淋しいけど
天国で力強く走り回ってね。
大好きなアイスもいっぱいもらって・・・。
みんなを見守って下さい！！
最後は若いころ、カメラ目線をしてくれたりく。
本当に今までありがと！！
りく！！！
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