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新ニーサ開始直後に190円くらいで買った個人投資家は新ニーサ枠なので、まだ保有している?それとも、損切りしている??

新ニーサ開始直後に190円くらいで買った個人投資家は新ニーサ枠なので、まだ保有している?それとも、損切りしている??

結論から言うと、「塩漬け(保有継続)」している層と、「諦めて損切りした(または他へ乗り換えた)」層に明確に二分されています。

新NISAの制度的特性と個人投資家の心理が大きく影響しているため、それぞれの状況と傾向を詳しく紐解きます。

1. 「まだ保有している(塩漬け・静観)」派の状況と心理

190円近辺(2024年初頭の高値圏)で購入した投資家の多くは、現在も保有を継続していると見られます。

  • NISA枠での損切りのデメリット NISA口座で損切り(売却)をしても、特定口座のような「損益通算(他の利益と相殺して節税すること)」ができません。さらに、売却しても投資枠(買付額ベース)が再利用できるのは「翌年以降」になるため、「今売っても税制上のメリットがない」と判断してそのまま放置されやすくなります。
  • 高配当・長期保有目的の安心感 NTTは25年分割(2023年)を経て極めて単価が安くなり、安定した連続増配銘柄として個人投資家に広く買われました。「インカムゲイン(配当金)狙いだから株価の含み損は気にしない」「配当をもらい続ければいずれ回収できる」という長期投資マインドで保有を続けている層が多数を占めます。

2. 「損切り(または売却)」した派の状況と心理

一方で、含み損に耐えかねて手放した投資家も一定数存在します。

  • 「機会損失」を嫌う乗り換え 2024年〜2025年にかけて、日経平均全体や他の高配当株(メガバンクや商社など)が好調だったため、「動きのないNTTで資金を寝かせるより、他で利益を出した方が効率が良い」と考えた層が損切り・乗り換えを行いました。
  • 初心者層の投げ売り 新NISAをきっかけに初めて株式投資を始めた層の中には、買った直後から右肩下がりの展開(190円台→140〜150円台への調整)に耐えきれず、精神的な負担から損切りしたケースも散見されます。

3. 今後の見通し:190円組の救済シナリオ

190円で買った投資家にとって、現在の150円前後という株価は約20%前後の含み損となります。しかし、以下の要素が今後の回復に向けた足がかりとなります。

  • 自社株買い(年間2,000億円枠)の下値サポート 年間数千億円規模の市場買付が入ることで、150円前後の下値は非常に堅固になっており、さらなる大きな暴落リスクは低減されています。
  • 「ドコモの銀行」など新規事業による中長期の業績拡大 非通信分野での金融事業強化により利益水準が底上げされれば、株価の上昇トレンド再開とともに170〜180円台、そして190円の買値撤退ライン(プラテン)を目指す展開も十分に期待できます。

まとめ

NISA枠の特性上、「損切りしても税制メリットがない」ことから大半の個人投資家は「配当をもらいながら気長に株価回復を待つ(保有継続)」を選択しているのが実情と言えます。

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